カエルコンサル 第4回
文書の取り扱いルールは守れているかな!?
梅雨真っ只中だね♪♪♪ いよいよボクの季節が到来だ!
今回は“とんでもない事態”が起きてしまった原因についてご紹介するケロ!
皆さんの会社でも、重要な文書の取り扱いには様々なルールが決められているよね。
でも忙しい毎日を送っていると、ついつい疎かになってしまってはいないかな?
目の前の要件を早く済ませる為に、後回しにしてしまうようなルールも多いよね。
次から次へと増えていく仕事を片付けていくうちに忘れてしまったり、厄介なのは使った文書類をそのまま放置して、なくしてしまった……なんて経験、あるんじゃない?
けれども、そんな何気ないところから、とんでもない事態に発展してしまう恐さを、実は皆さんも頭の中ではわかっているんだよね。
そこであらためて、今回は“とんでもない事態”が起きてしまった原因について紹介するよ!
うっかりさんは気をつけてケロ!
NPO 日本ネットワークセキュリティ協会から発表された「2011年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書~個人情報漏えい編~ 上半期」(※)によると、漏えい原因の一位はまたしても“管理ミス”だったんだ。
ここ数年は、どの会社でも厳しく取り締まるようになってきているから“内部犯罪・内部不正行為”は随分と減ってきたんだけど、故意ではない“管理ミス”や“誤操作”、“紛失・置忘れ”は依然としてトップ3を占めているんだ。
悪気は全くないのに、ちょっとしたミスが大きな事故に繋がってしまっているなんて、とっても悔しいしやりきれないよね。
しかも、漏えいした媒体・経路を見てみると、やはり圧倒的に“紙媒体”から発生しているんだね!
安全できれいな職場環境を作るために
先月号の「紙のダイエット」でもお話ししたけど、使い終わった紙文書などは、どんどん捨てていく習慣を身に付けていくことが、安全できれいな職場環境を作る事になるんだよ!
(※)出典 NPO日本ネットワークセキュリティ協会