カエルコンサル 第28回
総務部門の在り方とは
先月(カエルコンサル第27回)の続きになります。全国総務部門アンケートより、総務部門の在り方を解説します。
突然なぞかけです!従業員とかけて、絶体絶命と解く。その心は……?
総務課長の考える総務の在り方とは?
一番多い意見としては、
- 全従業員が活き活きと働ける環境を作ること
- 全従業員が安心して、業務に取り組める環境整備
- それぞれの専門業務に専念できる環境づくり
その他としては、
- 経営に必要な情報の収集と提供
- 経営陣と現場とのパイプ役、翻訳役
- 会社の「アクセル」と「ブレーキー」の双方を兼ね備える
など、総務部門の機能は“経営の参謀役”と言われるとおり、総務部門にしかできない在り方ですね!
経営側の考える総務の在り方とは?
一方、経営側から出た総務部門の在り方というインタビューでの回答を一部ご紹介します。
- 全従業員とその家族が、日々明るく生活しているか、絶えず気を配り、助け合い、幸せに仕事ができる「場」を作る
- 経営者と同じくらいの見識を持ち、会社全体を見渡し、問題を発見し、的確に判断し、打つべき手を打つ
- 総務部門は会社の基本方針を形にする重要なセクション
- 従業員はみな人間です。その従業員をちゃんと見て、日を当てていく仕事が総務部門の大きな仕事
なんか重い言葉の数々ですね><
総務の顧客とは?
総務部門側、経営側の双方の意見より、総務部門の顧客は“従業員”であることは間違いありません!!
従業員(顧客)の要望に応えるには、社内マーケティングが必要です。
ただし、その為には各部門の方々と気軽に会話が成り立つような関係がづくりが大切です。
良い関係が築けていないことには本当の声は上がってきません。
本当の声が上がってこなければ、良い施策を計画できません。
それには、まず、何を行わなければならないかというと、各部門からの日々の問合せ対応などで関係性を強めていくことが重要です。
全部門とコミュニケーションがはかれるのも総務部門にしかできないことですね。
カエルコンサルからのおしらせ
会社をカエルには従業員が変わらなければなりません。
その従業員をカエルのが総務の在り方ですね!
従業員とかけて、絶体絶命と解く……その心は『どちらも、聞き出したい(危機脱したい)』です。
お後がよろしいようで……。