ニュースリリース
2012年 3月 30日
株式会社セキュリティリサイクル研究所
セキュリティリサイクル研究所がNRIセキュアテクノロジーズと
クラウド型秘密分散技術を活用したデータ管理サービスで提携を発表
機密文書の総合管理サービスを提供する株式会社セキュリティリサイクル研究所(東京本社;中央区八丁堀、代表取締役・北村愼一、以下SRI)は、情報セキュリティサービスのNRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社;港区東新橋、代表取締役・増谷 洋、以下NRIセキュア)と、クラウド型秘密分散技術を活用したデータ管理サービスSecureCube / Secret Shareで提携することを発表いたしました。
サービス連携の内容
NRIセキュアのクラウドを用いた秘密情報の分散保管SecureCube / Secret Shareを採用し、WEB文書管理システムである(SRI WEB)にNRIセキュアのシステムを組み込み・開発。 システム連携の第一弾として、契約書原本・電子データの一元管理が可能な「SRI クラウド for 契約書管理」をリリース。今後、共同でのセミナー開催や展示会出展などを実施し、年内に50社の採用を見込んでいます。
<SRI契約管理システムとSecureCube / Secret Shareの連携>
今後予測される災害リスクの対応のため企業はBCP(事業継続計画)やコンティンジェンシー・プランの策定が急務となっています。事業継続を行うためにリスク分散が必要となり、重要文書は外部へ保管するニーズが高まっています。
原本の管理・保管をセキュリティリサイクル研究所が行い、SRI クラウド for 契約書管理に登録される電子データは、自動的に分散された情報を格納する各ファイルに分けられ、日本全国の複数のデータセンターに分散保管されます。分散保管される個々のファイルは非重要情報化されているため、ひとつの断片からは元情報は類推できません。また、仮に分散ファイルの一部が取得できなくてもデータの復元が可能です。大災害で一部のデータセンターが被災した場合でも、ほかのデータセンターにあるデータで復元が可能となります。これらのデータの分散化や復元はシステム側で自動処理されるため、お客様はSRI クラウドよりブラウザー経由でデータの閲覧・ダウンロードが可能です。
<SecureCube / Secret Shareについて>
[どこまでも安心・安全!な理由]
・預けるデータは非重要情報化されている
・万が一分散ファイルの一部を盗まれても問題にはならない
・保管場所が複数拠点に分かれている
・分散ファイルの一部だけ取得できない場合にも復元が可能である
・バックアップとしても使える
[とにかく簡単!な理由]
・システム構築や運用の手間が省ける
・誰でもすぐにサービスの利用を開始できる
・通常のファイル操作と変わらない
・手元に重要情報を持つ必要がない
・時間と場所を選ばずに必要な情報を取り出せる
<契約書のクラウド管理セミナーの開催>
本サービスのリリースに合わせ、SRIはNRIセキュアテクノロジーズと共同でセミナーを開催します。
株式会社セキュリティリサイクル研究所
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※NRIセキュアテクノロジーズ、SecureCube / Secret Shareは、株式会社野村総合研究所の登録商標です